スクール選びのポイント
ここでは、NLPスクールを選ぶ際に注目したいポイントを解説していきます。
6つのチェックポイント
実際に日本でNLPスクールを選ぶにあって、チェックすべき重要ポイントは以下の6つです。
1.信頼できるトレーナー及び団体か
ひとくちにNLPスクールといっても、様々な団体が主催していて、どの団体を選べばいいのか、最初は区別がつかないと思います。そこで、ある程度客観的な判断材料となるのが、以下のような情報です。
- 提携しているアメリカの団体は現在世界の主流か
- 担当トレーナーは誰で、どんな資格を持っているか
- 受講者数をはじめとする好評数値が確かなデータに基づいているか
- 取得できる資格内容は何か
これらはいずれも一次情報であり、「業界最大手」や「アメリカでも大人気」などといった客観性の薄い宣伝文句には惑わされず、ある程度自分でも判断ができると思います。
2.プログラムは最新か、日米の違いから検証
現在、世界規模では数百を超えるNLP団体が存在します。その中で、アメリカでは下記の団体が3大NLPと呼ばれています。
●全米NLP協会 タッド・ジェームスカンパニー (創設者:タッド・ジェームス)
●NLPコンプリへンシブ (創設者:コニリー・アンドレアス・スティーブ・アンドレアス)
●NLPユニバーシティ (創設者:ロバート・ディルツ)
どの団体も、新しい概念を導入したプログラムを実践しています。
3大NLPは資格基準も厳しく、数年前までは英語力がないと学ぶことができなかったなどの理由で、日本にはこれらのトレーナーが少なかったことで認知が広まらなかった経緯があり、NLP先進国であるアメリカとギャップが生まれてしまったようです。
当然、団体によってカリキュラムは異なるので、日本で団体を選ぶ際にもアメリカのどの団体と提携しているかは非常に重要です。
3.自分の目的に合ったコースなのか
NLPは様々な適応範囲があるため、一概にNLPを受講するといっても、それが必ずしも自分の目的に合致するとは限りません。
例えば、ビジネス目的で受講しようという人が、カウンセリングやセラピー主体のコースを選んでしまい、「考えていた内容と違った……」という思いをすることも少なくありません。
そうならないためには、コース内容はもちろん、トレーナーの実績を吟味する必要があります。
4.受講料は適正か
主催する団体やそのコースによって、受講料はピンからキリまであります。期間、内容、担当するトレーナーによって受講料が違うのは当然ですが、安過ぎる設定や高過ぎる設定には注意する必要があります。
5.受講者の評判がよいか
その団体のサイトに受講者の感想やレポートなど、体験談を実名で掲載しているところは、ある程度信頼できると思います。また、受講者の評判を見れば、自分の目的に近いかどうか、判断の基準にもなるでしょう。
6.受講後のフォローがあるか
ビジネス用途の場合は特に、スクール卒業後こそ、NLPをどう活かすが勝負です。その点、卒業後のフォローがあるスクールは実践的だといえます。
例えば、卒業生のために、著名な経営者を招いた勉強会を主催しているスクールがあります。これは、講演自体も勉強になりますが、同じ目的を持つ参加者との交流もあるため、それが向上心を刺激したり、人脈形成に役立つなど、非常に有意義なものとなります。