iWAM
iWAMについて、考え方や実践方法、期待できる効果などを解説していきます。
NLP応用技術「iWAM」の基本
iWAMは、おもにビジネスで使用するNLPの応用テクニックです。対話相手が自分に抱くイメージを良くするなど、コミュニケーションを円滑にするための効果を直接的に発揮するものではありません。しかし、その人が職場でどのような行動特性や動機付けのもとに仕事をしているか、細かく分析することができます。
具体的には、企業で社員のモチベーションを上げたり、1人ひとりの才能をもっともいかせる環境を把握するのに使われます。
仕事をする動機や得意分野がそれぞれ異なる社員がどのような人間なのか知ることで、1人ひとりのやる気を向上させたり、才能を最大限に引き出すためのヒントとなるのです。
iWAMは、設問に回答することで、その内容をもとに個人を分析していきます。所要時間は30分前後で、設問数は40問。手軽に実施できそうですね。
しかし、その分析パターンは、とても細かく、全世界の人口を遥かに上回る種類の結果が存在します。その種類は3の48乗に相当しているので、規定の型に当てはめるタイプの分析ではなく、その人の在り方そのものを表現する結果が得られるそうです。
iWAMを実施するには
iWAMによる診断は、どのようにすれば受けることができるのでしょうか。
企業向けセミナーなどを開催している研修企業や人材育成会社でおこなっているところがあるようです。
中には、団体で受けられるものもあるようなので、チームや部署のメンバーと診断して、お互いのことを正しく理解するのも良いでしょう。
また、診断を受ける側ではなく、分析する側の立場になることも可能です。iWAMには資格があり、NLPなどのスクールでは、応用技術として資格を取るための授業を開催しているところもあります。
iWAMプラクティショナーなどの資格を修得することにより、コーチングやコンサルなどの立場で大きな差をつけられるとのこと。
現状を打破したい時や社内のコミュニケーションの質を向上させたい場合は、診断やクラスでの授業を受けて、iWAMに触れてみるのも1つの方法だと思います。