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LAB プロファイル

LAB プロファイルについて、基本的な考え方や期待できる効果などを解説していきます。

NLP応用技術「LAB プロファイル」の基本

LAB プロファイルは、コミュニケーションスキル・NLPの「メタプログラム」という技術をベースに開発された、応用テクニックです。

LAB プロファイルの第一人者である、シェリー・ローズ・シャーベイ氏の講演などで、世界的に用いられている技術で、分析することに特化したテクニックだと言われています。

LAB プロファイルは、修得することで、コミュニケーションをより円滑におこなえるというスキル。それにより、実際にどのような効果が期待できるか、解説していきます。

相手の考え方を変える

対話相手が、どのように物事を考えるタイプなのかを分析。
それにより、どんな言葉を使ってコミュニケーションを取れば、相手の考え方が変化していくのか、予測することができます。

化粧品など、カウンセリング系の営業の成約率アップや、社員の部署や役割を決定する人事担当のスキルアップなどに、特に効果が期待できるようです。

言葉だけで人に影響を与える

相手のタイプを知ることは、相手の好みを知ることにも繋がります。
その人が好む傾向の言葉を使って会話をすることで、話し相手に何らかの影響を与えることができるかもしれません。

たとえば、顧客を惹き付けたり、苦手なタイプとの対人関係がスムーズになるなど、ビジネスでもいかしていけそうですね。

また、子供のモチベーションをあげるなど、育児にも有効だと言われています。

LAB プロファイルの理論

LAB プロファイルでは、どのようにして相手の傾向を分析するのでしょうか。その秘密は、言葉の使い方にあります。

たとえば、子供に勉強するように話す際、どのような言い方をしますか?

  1. 勉強しないと、成績が下がってしまって、先生に怒られるよ。
  2. 勉強すると、いろいろなことがわかるようになって、大人になってから偉くなれるよ。

人によって、言い回しはさまざまですが、大きくわけて、この2パターンに分かれます。

1つ目の言い方は、成績が下がることを回避するために勉強を促す、「問題回避型」というパターンです。
おもに、マイナスなトラブルを避けるときの会話ですね。

2つ目は、どのようなメリットがあるかを説明して、勉強を促す「目的追求型」というタイプです。
相手に、その行動をすることでプラスになることを連想させて、モチベーションを引き出す言い回しです。

このように、「勉強しなさい」という内容を伝えるだけでも、どんな言葉を選ぶかによって、会話の傾向が異なってくるのです。

また、上記の例で、どちらの話し方で言われた方が勉強するかは、その子供(受取り手)によって異なります
つまり、どちらが正解ということではなく、相手の傾向に合った言葉を選んで話すことが大切なのです。

LAB プロファイルでは、14個のカテゴリーにわけられた、36個のパターンから、相手のパターンを判別していくそうです。修得することで、上記のような分析が、さらにこまかくできるようになります。

そして、さまざまな人の傾向を知ることで、1人ひとりに合った会話をスムーズに展開できるようになる効果が期待できます。

LAB プロファイルが学べる、NLPスクールをチェック!